デジタル人材育成プラットフォーム『マナビDX』
2022年3月29日、経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、デジタル人材の育成を推進するため、デジタル知識・能力を身につけるための実践的な学びの場として、ポータルサイト「マナビDX」を開設しました。
ポータルサイトでは、デジタルスキルを学ぶことができる学習コンテンツが紹介されています。また、すべての社会人が身につけるべきデジタルスキルを示した「DXリテラシー標準」も掲載されているので、そちらも併せてご紹介します。
「マナビDX(デラックス)」について
背景・概要
- 「マナビDX」は、デジタルに関する知識・能力を身につけることができるポータルサイト
URL:https://manabi-dx.ipa.go.jp/ - コロナ禍によりDX実現が急務とされる今、組織内のあらゆる構成員のDXへの理解や貢献は必要不可欠
- デジタルスキルを学ぶ機会が無かった人でも、一から学べる学習コンテンツを用意
- 一部有料のものも含まれるが、受講費用等の補助が受けられる講座も掲載
「マナビDX」でできること
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1.DXの基礎を知る
ーDXとは何か、
今更聞けない基礎を解説 -
2.DXの理解を深める
ーDXに活用されている
多様なデジタル技術を深掘り -
3.キャリアアップを目指す
ー職業に活かせる専門的な
スキルが身に付く実践講座 -
4.社内研修に活用する
ーデジタル人材育成に役立つ
社内研修用コンテンツ
「DXリテラシー標準」について
- 社会環境・ビジネス環境の変化に対応するために、企業・組織を中心に社会全体のDXが加速
- それに伴い、組織・年代・職種を問わず、働き手一人ひとりが自身の責任で学び続けることが重要に
- DXに参画している人々がその成果を仕事や生活で役立てるうえで必要となる知識・スキルを示すことをねらいとし、「DXリテラシー標準」を策定
▼DXリテラシー標準の全体像
標準策定のねらい
働き手一人ひとりが「DXリテラシー」を身につけることで、
DXを自分事ととらえ、変革に向けて行動できるようになる
WhyDXの背景
✓ DXの重要性を理解するために必要な、社会、顧客・ユーザー、競争環境の変化に関する知識を定義
→ DXリテラシーとして身に付けるべき知識の学習の指針とする
WhatDXで活用されるデータ・技術
✓ ビジネスの場で活用されているデータやデジタル技術に関する知識を定義
→ DXリテラシーとして身に付けるべき知識の学習の指針とする
Howデータ・技術の活用
✓ ビジネスの場でデータやデジタル技術を活用する方法や留意点に関する知識を定義
→ DXリテラシーとして身に付けるべき知識の学習の指針とする
マインド・スタンス
✓ 社会変化の中で新たな価値を生み出すために必要な意識・姿勢・行動を定義
→ 個人が自身の行動を振り返るための指針かつ、組織・企業がDX推進や持続的成長を実現するために、構成員に求める意識・姿勢・行動を検討する指針とする