いますぐ経営に活かせるデータが欲しい
■労働集約的なビジネスモデルで成長率が鈍化
社員の労働力に頼っている商品やサービスが多く、売上を伸ばすためには労働力となる社員数を増やす必要があった。そのため常に人手不足に悩んでおり、またマネジメントできる人材の育成にも時間がかかるため、成長率が鈍化していた。人員の補充以外の解決策が求められていたものの、具体的な戦略を見つけ出せずにいた。
■経営判断に必要なデータが分散しており、定常的に分析する指標も決まっていなかった
組織の縦割りが強く、情報も人の異動も限定的となっており、売上データや顧客データ、管理会計データなど経営判断に必要なデータが分散して保管されていた。そのため、全社で統一した情報を共有できず、経営状況を定常的に観測・分析するために必要な経営指標を決めきれずにいた。
■データをリアルタイムで把握できる環境が無く、意思決定に時間がかかっていた
社内に分散したデータを収集・統合する仕組みが無かったため、経営層の意思決定に必要なデータがそろうまでに時間がかかっていた。また非効率な集計作業でミスも多く、正確な数字にもとづく判断ができずにいた。
ダッシュボードで経営データを「見える化」
■社内の経営データを収集・統合し、重点的に計測・管理する「経営指標」の策定をご支援
クライアント社内の経営データを収集・統合し、問題点を把握するための分析をくり返し実施。データにもとづき、改善活動に直結する最も重要な指標の策定をご支援。
■経営指標の達成状況を定常的に確認できる「経営ダッシュボード」を作成
新たに設定した経営指標を測るデータを分析するため、BIツールを利用し複数のデータを組み合わせて「経営ダッシュボード」を作成。データ分析の定型化と業務プロセスへの組みこみを実現。「現状」と「あるべき姿」が常に数値化され、経営指標の達成状況が「見える」環境を整備。
■改善活動の進捗状況をリアルタイムで把握できる環境を構築
「経営ダッシュボード」を利用して、現状と「あるべき姿」のギャップを明らかにし、業務改善活動の効果を評価する仕組みを構築。改善活動の進捗状況をリアルタイムで把握し、次の活動へとつなげていくことで、経営指標の定常分析と業務改善のサイクルを回す運用を設計。
売上高成長率アップ、高付加価値サービスへ
■過去最高の売上高成長率を達成
労働集約型のビジネスモデル脱却のため「社員1名あたりの生産性・付加価値の向上」を経営指標に定めて、全社として目指す方向性を共有。各部門で経営指標に沿った施策を立案、実行。営業部門では、付加価値の低い仕事とはどういうものかを理解し、会社の目指すべき姿とその実現のための案件を見極め、提案型営業にシフト。その結果、過去最高の売上高成長率を達成。
■現場のマネジメント力・課題解決力が向上
経営指標の明確化・情報共有を徹底した結果、サービス提供部門では、生産性・付加価値の向上を目的にした仕組みづくり、人材育成を強化。その結果、現場のマネジメント力・課題解決力が向上し、単純なオペレーション業務だけでなく業務改善・効率化について新たな付加価値サービスを提供できる組織へシフト。
お客さまの声
データ活用で中期経営計画まで達成
社内に点在するデータを収集・統合する仕組みづくりから、経営指標の策定、経営ダッシュボードの作成までご支援いただきました。その後も、経営指標の進捗管理や、業務改善サイクルを回す運用設計までサポートいただき、新しい経営指標にもとづく各部署の改善活動もスムーズに軌道に乗せることができました。
お問い合わせはこちら
お急ぎの方はお電話でお問い合わせください
03-5419-5555
平日 9:00~17:30